【diary3】Dr.かづきちの闘病日誌【事の始まり】

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3.事の始まり





4月に研修医になり、働き始めたDr.かづきち。

新しいことに戸惑いながらも、研修医として着々と経験を重ねていました。

しかし、5月末から身体の疲れが取れないことに気がつきました。

「なんだか体が重いなぁ」

 

疲れすぎかと思い、早く帰宅し休むことを心がけていました。

 

そして、七夕の朝、のどが痛いことに気がつきました。

はじめは、風邪かしら…と思っていたのですが、その日、職場で熱が上がり始めました。

 

週末だったこともあり、早めに休めば治るだろうとさっさと帰って寝ました。

 

しかし、熱は上がり続けます。のどの痛みもどんどん増えます。

一晩中38度を超えて苦しみました。

 

あまりにものどが痛く、熱は引かないので何だろうと思っていた時、のどに異変を発見しました。

なんと赤く腫れ上がった扁桃に白いものがくっついているではありませんか!!

 

これは、白苔(ハクタイ)と言われる膿の塊です。細菌や白血球の死骸がくっついて白い苔のように見えることからその名がついています。

 

今回のDr.かづきちの症状は、ただの風邪ではなく、急性扁桃炎と言われる病気だったのです。

風邪の原因がウィルスであるのとは異なり、急性扁桃炎は細菌が原因です。これによって扁桃が炎症を起こし、高熱が出るのが特徴です。

 

しかし、事件は発熱・のどの痛みだけにとどまりませんでした。

 

急性扁桃炎で寝込んでいた次の朝、トイレに行くとおかしなことに気がつきました。

いつもは黄色であるはずの尿がなんとコーラ色なんです。

何かの見間違いかと思い、その日、全ての尿を紙コップでとって観察しました。

なんと…全て茶色…。

 

背筋が凍りました。尿がこんなに茶色…ということは、尿に血が混じっている可能性が高いのです。

 

その時かづきちは、熱で朦朧としながら考えました。

「そういえば、13歳の頃から尿に微量の血が混じっていることを指摘されていたなぁ。」

「毎年、健康診断で引っかかって、その度に腎臓内科で検査をしてもらっていたなぁ。」

「一回、24時間の尿を集めて検査をしたなぁ」

「検査結果は全て大丈夫だったけれど、もしかして今回は悪化したのかな…」

 

怖くなったDr.かづきちは、週明けの月曜日に腎臓内科にダッシュしました。

そして、驚愕の検査結果を目撃することになるのです…。

 

続く




 

 

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