【diary5】Dr.かづきちの闘病日誌【不安、そして…】
前回→4.最初の診断
5.不安、そして…
前回、IgA腎症の疑いと診断された私は、ショックを引きずった状態で家で休養をとっていました。
すると、また事件が起きます。
一週間たっても、喉の痛みは治らず、咳はどんどんひどくなります。不安に思った私は、腎臓内科のボスに電話で相談しました。すると、「呼吸器内科でレントゲンを撮るように」と言われました。
呼吸器内科では、「急性扁桃炎って診断なのに、抗菌薬出てないの?というか急性扁桃炎でなんで呼吸器内科に来てるの?」
え、まじ!?うそ!??
腎臓が悪いから抗菌薬が出てないんだと思っていたのですが、むしろ飲まなきゃいけなかったそうなのです。ショックでした…。
「そもそもなんで抗菌薬、出なかったのか私が聞きたいよ!めっちゃ咳が苦しかったんだけど!」
周囲の人が、「抗菌薬がなぜないの?」と突っ込んでくれた時、私も疑問に思えばよかった…と後悔しました。そもそも、頭がショートしてそれどころではなかったのですが…。
こうして私は数日間余計に寝込んでしまいました。
そして、ようやく咳が治まり、仕事に行けるようになりました。
腎臓内科再診時に、主治医から「腎生検を受けたほうがいいよ」と言われました。
「確かに、血尿も出ていたことだし、きちんと診断してもらおう」
私は腎生検を次の週に予約することにしました。この腎生検が私の未来を変えてしまうとも知らずに…。
しかし、この時くましゃんだけは言いました。
「大丈夫なの…?嫌な気しかしないんだけど…」
次回、運命の入院!をお送りします。
つづく
次回→腎生検前日