【diary11】Dr.かづきちの闘病日誌【安堵、そして違和感】

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前回→最初の造影CT




11.安堵、そして違和感

造影CTが終わったあと、主治医が来ました。

 

CTの結果は、出血は止まっていそうとのこと…。

 

良かった。それなら良かった…。




しかし、一つ気になることが…なぜ尿に混じる血が濃くなったり薄くなったりを繰り返しているのでしょう。

 

CTの画像を直接見ていた、くましゃんは、膀胱に血の塊(血腫)があったからじゃない?と言っていました。

 

「え、聞いてないよそんなこと…。でも、血が止まってそうならもういいか…。」

 

その時は、もう夜遅くだったので、とりあえず寝ることにしました。

 

 

次の日、改めて主治医からCT結果の説明のために呼ばれました。

モニターを見ながら、CT画像を確認しました。

 

一番懸念された、腎臓の周囲への出血はなさそうでした。

おそらく出血が、尿管の方に向かい、尿にたくさんの血が混じったのだろうと説明を受けました。

現在は、出血が止まっていそうだから、このまま尿カテを入れて様子を見ましょうとのことでした。

 

ああ、良かった。出血が止まっているようで、本当に良かった。

 

あれれ…??

でも、よく見ると、膀胱に大きな影が…。

 

普通、膀胱の中は尿だけが入っているのでCTで黒く写ります。

しかし、どう見ても私の膀胱は下半分が灰色。おかしい…。

 

これがくましゃんが言っていた血腫でした!しかも、膀胱の半分くらいあって大きい!!!

 

「え…これって」と良からぬ違和感を覚えました。

しかし、その時の私は、出血が止まっているという結果だけで、全てがハッピーで、違和感のことなんてすぐ消え去ってしまいました。

 

主治医はその血腫をどうするかについては特に触れずに、しばらく尿カテを入れて様子を見るとだけ言って説明が終わりました。

 

後々、私の違和感が的中し、事件を起こすのですが…。

まだまだ、予想外の出来事は続きます。

 

次回→血腫と尿カテと私




 

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