【だい21わ】こふみさんの探しもの【いろいろな医師との出会い②】
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だい21わ:いろいろな医師との出会い②
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こんにちは、こふみです。
今日も、私の探しものに、おつきあいいただき、ありがとうございます。
前回は、私がこれまで出会った医師について、話しました。
今回は、その続きです。
診療所での出会い
家族としてある小児科医院を訪れたとき、驚いたことがあります。
その開業医は、通常より診察台を高くして、患者である子どもと同じ目線にして、診ておられました。
言葉の通じない子どもであっても、ちゃんと目を見て、話しかける先生。
それは、「患者を、まず、人として尊重する」という、私が大切に考えている医師としての姿勢そのものでした。
先日、医師の生涯研修で、偶然、その先生とお会いしました。
80歳近くになられるかと思いますが、まだ、看護学校などに教えに行かれているとのこと。お元気そうで、なによりです。
別の開業の医師のことですが、立ち入り検査に来た保健所の女性職員を、今にも殴らんばかりの勢いで、唾を飛ばし、怒鳴りつけている現場に遭遇したことがあります。
「怒っている人は、不安がいっぱいで、困っている人」という考え方がありますが、この医師は、何かお困りのことがあったのでしょうか。お気の毒です。
今の職場での出会い
今の職場でも、若手の未熟な意見を真摯に聞いてくださり、自分と違う意見を否定するのではなく、別の視点や考え方を提示してくださる先輩医師がおられました。
反面、自分の意見を一方的に話され、こちらの話をほとんど聞かれない先輩医師もおられました。
その医師は、自分の正しさを相手に認めさせたいというお気持ちが強く、会話というより、ボクシングのリングに上がって、こちらが、一方的に打たれている感じでした。
この医師は、相手に認められないと不安になるタイプの方だったのだろうと、今は思っています。
いろいろな医師との出会いは、教師にも、反面教師にもなり、それぞれ意味がありました。
これからも、よい出会いも、よくない出会いもともに、いつか自分の役に立つことを期待しながら、ココロの引き出しにしまっておきたいと思います。
私は、産業医として、メンタルヘルス不調でお困りの職員や、相談に来られた職場の方と、対応策を一緒に考えるタイプの医師です。
ご紹介した中に、あなたが出会いたいと思った医師はいましたか?
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
あなたにも、私にも、心おだやかに過ごせる時間が増えますように。
では、次回も私の探しものにおつきあいください。