【diary14】Dr.かづきちの闘病日誌【束の間の平穏…?】

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前回→医師として、患者としての不信感




14.束の間の平穏…?

前回、尿道に血腫がつまり大変なことになった後、主治医がやってきたお話でした。

そして、予想外の出来事が次々起きるストレスで、腹痛が出現しました。

もちろん夜も、恐怖のあまりほぼ寝られていませんでした。

 

今回は、一山超えて落ち着いた時のお話です。




さて、血腫事件の後、不幸中の幸いでなんと尿が綺麗な色になりました。たまに小さな血腫のかけらのようなものが混じりますが、それ以外、詰まる様子もなく安定しました。

 

一方、ストレスがかかりすぎて食事はどんどんのどを通らなくなります。

仕方がないので、逆流性食道炎の薬をお願いしました。(この逆食の薬があとで問題を起こします。)

さらに、懇意にしていた栄養士さんにお願いして、食事形態を変えてもらうことにしました。

(事件が続きすぎて、なんだか主治医のことは信頼できないので、直接栄養士さんにお願いしました。)

 

それから、毎食、カロリーメートやメイバランスなど栄養補助食品が出てくるようになりとても食事が楽になりました。

辛いながらも、たったこれだけのことがとても幸せでした。

 

その時、ふとあることを思い出しました。

私が研修医の時、「食事が入らないのが苦しい」と言われる患者さんが何人もいました。そのたびに、栄養士さんに電話をかけ、患者さん別に色々と相談し、食事形態を変えてもらったりしていました。

すると、ある人は固いご飯からやわいご飯に変えただけで食事量が増えました。このように、少し食事形態を変えただけで楽になる患者さんがたくさんいました。

 

「食事は入院中の唯一の楽しみだから」

そう言われる患者さんもいました。

 

食事が少し入るようになるだけで、患者さんはとても幸せそう…自分が入院して、身をもって感じることができました。

「ああ、栄養士さんってなんてありがたい…」

(退院し復職した後も、患者さんの件で、その栄養士さんには何度もお世話になりました。)

 

腹痛と食事と格闘しながら、ほぼ何事もなく2日経過しました。

 

膀胱の血腫はほぼなくなったようで、尿道カテーテルも点滴も抜け、一安心!

週明けには退院できそうという話も出てきました。

主治医は週末から、夏休みで不在になるようで、来週の退院の時には不在であると言われました。

 

そのころ、私は、退院に向け少しずつ歩く訓練をしていました。

たった、4日の寝たきりで筋肉はびっくりするほど衰え、病棟を歩くだけで息切れしてしまいました。そのため、リハビリが必要でした。

 

そして、週末になりました。

その日は、くましゃんと母にリハビリを手伝ってもらいました。私の状態が落ち着いていたこともあり、くましゃんは早めに帰りました。

 

その時、時計は19時を指していました。

夜ご飯も食べ終わり、そろそろ母が帰宅しようとする時、次なる事件が起きます。




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