【だい22わ】こふみさんの探しもの【産業医ってどんな仕事?】
前回→だい21わ:いろいろな医師との出会い②
だい22わ:産業医ってどんな仕事?
(´0ω0)
こんにちは、こふみです。
今日も、私の探しものに、おつきあいいただき、ありがとうございます。
今回の探しもの?は、産業医がどのような仕事をしているかです。
産業医になるきっかけ
私は、産業医の資格を取って十数年になります。
今は、職員が50人以上の事業所の嘱託産業医として、本業(苦情処理と調整の仕事)の傍ら、産業医業務をしています。
医学部に入るときは、産業医という言葉すら知りませんでした。
医師と言えば、漠然と、病院で働くものだと思っていました。
医学部を卒業後は、数年間、臨床医として、病院で働きました。
過重労働の結果、肝機能が悪化し、予定より少し早く、今の仕事に就きました。
職場の上司から、産業医の資格を早く取るように促されたのが、産業医になるきっかけです。
産業医の資格を取る
産業医は、労働安全衛生法第13条に規定された資格です。
医師免許を持ったうえに、労働者の健康管理等を行う必要な医学に関する知識を持っていることが、産業医の要件です。
産業医は、必要があるときは、事業者に対し、労働者の健康管理等について必要な勧告をすることができるとされています。
勧告であって、指示ではないのが、医療機関で働く医師との違いです。
取得方法は、いろいろありますが、私は、日本医師会認定産業医制度で、産業医の資格を取りました。
産業医の資格取得のためには、50単位(1単位1時間)以上の研修が必要です。
さらに、5年ごとの資格更新のために、20単位以上の研修の受講が必要。
日本医師会や、都道府県の医師会で研修会が開催されますが、開催状況は、ホームページなどで確認できます。
私は、夜間や休日に開催される研修会に参加して、単位を取得しました。
勤務医として、医師会に入っていたので、受講料は無料でした。
後輩は、産業医科大の産業医学夏期集中講座で、6日間で50単位取得しました。
受講者が多く、予定が前の年の10月には発表され、スケジュールもかなりハード。
受講料は、10万円くらいだったそうです。
では、産業医は、どのような仕事をするのでしょう。
次回、一緒に探して?みましょう。