【だい25わ】こふみさんの探しもの【産業医ってどんな仕事?④】

いいねと思ったらシェア!

前回→だい23わ:産業医ってどんな仕事?③



だい25わ:産業医ってどんな仕事?④

(´0ω0)

こんにちは、こふみす。

今日も、私の探しものに、おつきあいいただき、ありがとうございます。

 

産業医の仕事になると、つい、チカラが入ってしまって(笑)




産業医面談の時間

それでは、産業医面談の時間はどれくらいでしょう。

 

私の場合、産業医面談は、ひとり40分〜50分くらい時間を取っていました。

 

医療機関のように、患者さんをたくさん診察しなくていいので、相手の状況に合わせて、比較的ゆっくり話が聞けました。

 

ただ、メンタルヘルス不調のときは、エネルギーも低下し、疲れやすい時期でもあります。

 

面談に来られた職員には、時々、「お疲れではないですか?まだ、面談を続けもよろしいですか?」との声かけをしていました。

 

私が、メンタルヘルス不調の職員と毎日面談していることを聞いた、前の職場の方から、「面談は、たいへんなんじゃないですか?疲れませんか?」と、聞かれたことがあります。

 

私は、メンタルヘルス不調の職員とお話する時は、今日はどんなお話が聞けるのだろうと、何を学べるのだろうと、少しわくわくします。

 

面談に来られた職員も、私が興味深そうに話しを聞くので、結構、いろいろな話をしてくださったような気がします。




解決へのヒントを一緒に探す

産業医は、指示ではなく、勧告というお話をしました。

 

私は、前回お話した「事前メモ作戦」のように、目の前にある問題を、職員や職場の人と、解決策をあれかな?、これかな?と一緒に考えていく方法を取ります。

 

専門職なので、面談に来られた職員より、病気に関する知識や、過去に面談に来られた職員にいただいた知恵は持っています。

 

しかし、どの方法を選択した方がいいのかは、その時々で違います。

 

いい解決策が見つかった時は、面談に来られた職員と、一緒によろこびます。

 

さらに、その職員に「他の方が相談に来られたら、こんな考え方ややり方があると教えていいですか。」とお尋ねします。

 

これまでお話しした職員の多くは、「自分の経験が、誰かの役に立つなら、いいですよ」おっしゃってくださいました。

 

本当にありがたいです。

 

わたしが、メンタルヘルス不調の相談を受けるほど、自分が元気になるのは、このような、しあわせなことがあるからです。

 

専従の産業医として、5年間働きましたが、たくさんの相談者の方に、医師としても、人としても育てていただいた気がします。

 

今回は、4回にわたってのお話でした。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

 

あなたにも、私にも、心おだやかに過ごせる時間が増えますように。

 

では、次回も私の探しものにおつきあいください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください