【diary16】Dr.かづきちの闘病日誌【沸き上がる期待は…】

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16.沸き上がる期待は…

さて、二度目の造影CTに向かう私…。

この時、なんだか意識がぼんやりしていたような気がします。

すると、看護師さん(Hさん)と、くましゃんが押すベッドの上で何やら意味不明なことを話し始めたそうです。




「Hさんはこの前も、ベッド押してくれましたね。今日も担当なんですね。ありがとうございます。」

 

これにはくましゃんも、看護師さんも苦笑い。

「普通、こんな状況でこんなこと言いますかね」と話していたそうです。

 

加えて、「こんなに短期間に造影CTして大丈夫かな。将来子供が欲しい…。卵巣守って…。」と言っていたそうですが、本人は全く覚えていません。ああ、恥ずかしい。確かに、私の年齢で1週間に2回も造影CTする人はいないでしょうから、その時の不安な気持ちはよくわかるのですが…。

 

 

次第に私は意識が戻ってきて、CT室のベッドに寝かされる頃には、はっきり目覚めていました。

 

前回の造影CTは非常にドキドキしたのですが、今回は疲れ切っていてドキドキする余裕もありませんでした。

 

 

そして、前回同様に、点滴を差し替えられ、造影剤がからだに流されます。

 

造影剤が入ると、やはり喉がカッと熱くなり、それが足の方へ降りていきました。

この変な感覚は一生忘れません。造影CTなんて二度と受けたくないよ!

 

気がつけばいつの間にか病室にもどっていました。

 

CT終了後、当直医が説明しにやってきました。

懸念された再出血はありませんでした。ああ、よかった…。

 

では、あの痛みはなんだったのか…。

実は、腸にガスが大量発生していました。

どうも、ストレスで十分に食事をとることができていなかったせいか、腸が過活動していることが判明しました。

 

この過活動のせいで、腎臓に痛みが出たよう。

結局、腸の働きを調整する薬が出されて、ことなきを得ました。




 

その後、病状は安定し、いよいよ週明けの火曜日には退院という予定になりました。

 

この頃、私はいつ痛みがやってくるか、いつ再出血するか不安で不安で、夜十分に眠ることができなくなりました。病院にいることがとてもストレスに感じるようにもなっていました。

このため、退院日が決まったのを非常に心待ちにしていた記憶しています。

 

くましゃんも同様に、退院日が決まったことを喜んでいました。

 

くましゃんは、退院予定日に早く家に帰られるように、仕事や当直を前倒ししていました。

そのため、退院前日の3日間は、当直、飲み会、当直…仕事みっちりというハードスケジュールをこなしていました。

この週のくましゃんの睡眠時間は、なんと10時間以下…。

仕事が忙しいこともありましたが、かづきちがなんども急変したために、家であまり眠れなかったそうです。

これが後々、くましゃんの心身を蝕んでくるとは誰も予想していませんでした。

 

そして、運命の退院予定日前日、「魔の8月1日」がやってくるのです。

 

ここからが、本当に命のかかったお話になります。

ちなみに主治医は夏休みです。




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