【diary18.1】Dr.かづきちの闘病日誌【番外編①:お見舞いに来てくれた人たち】
前回→もう不安しかない
番外編①:お見舞いに来てくれた人たち
今回はちょっと、闘病日誌の番外編で、私のお見舞いに来てくれた人の紹介をします。
前回、後輩がお見舞いに来てくれたというお話をしましたが、他にもたくさんの人がお見舞いに来てくれました。
ちなみに、この闘病日誌に出てくる後輩は、わざわざ遠いとこから電車を乗り継いでやってきてくれました。
なんと、ありがたいことでしょう…。
残念ながら、後輩が来てくれた日はたまたま、痛みで意識が朦朧としていましたが、とても安心した記憶があります。
次に紹介したいのは、私が研修をしていた病棟の看護師さんたち。
複数の病棟から、数人が何回もお見舞いに来てくれました。
私が好きなお茶や飲み物を、持ってきてくれました。
続いて、同期の看護師さん。
寮でご近所だったこともあり、心配してきてくれました。
病棟でちゃんと仕事してたから看護師さんたちがお見舞いに来てくれたのでしょう(ナイス自分!)。
入院中は看護師さんたちの暖かさに触れられて幸せでした。
しかし、入院中に不思議なことがありました。
なぜか、看護師さんが持ってくるものには、いつもジャスミンティが入っているのです。
どうも私が病室で、ジャスミンティを愛飲していることが広まり、みんな持ってきてくれたようです。
なんとありがたや〜。
看護師さんのうちの何人かとは、今でも一緒にご飯に行っています。
さて、次に紹介したいのは、なんと私の担当だった患者さん!
と…、その患者さんと同じ病室だった患者さんたちです。
別に私の担当でもなんでもない患者さんたちです。
私が入院した時、彼女らは、私の隣の病棟に入院中でした。
どうも、私が入院することを知って、お見舞いに来てくれたらしいです。
この時びっくりしたのは、まさか担当ではなかった患者さんがお見舞いに来てくれたということです。
自分の担当患者さんだけならまだしも、まさか担当でなかった患者さんが来られるとは…。
確かに、担当患者さんの診察時に毎回、お部屋の方にも声をかけてしていましたが…。
まさに、医師冥利に尽きますね。
実は、担当患者さんは途中で退院してしまったのですが、その後も、残った入院中の人が交互にお見舞いに来ました。私の状態が悪くなった日は、連日私の部屋の前に見に来ていたそうです。
後で聞いて驚きました。こんなにありがたいことは、なかなかないですよね。
次に紹介したいのは、私の中学高校の同級生。彼女も社会人1年目で忙しいでしょうに、わざわざ電車で来てくれました。久々に思い出話もできて、元気が出ました!
最後に来られたのは、なんとなんと、恩師の大学教授でした。
週末に高速を運転して来てくださいました。まさか、ただの一学生であった私のところに来てくださるなんて…。
この時いただいた本は今でも、眺めて癒されています。
入院中って、お見舞いの人が来るとこんなにも心穏やかになるものなのですね…ほっこり。
もちろん、急変がなんどもあり大変な入院生活でしたが、いいこともたくさんありました。
いい思い出は大切にしたいですね。
いつか恩返しできるといいな〜
次回→痛みとまどろみの中で