【diary34】Dr.かづきちの闘病日誌【精神科の先生に相談する前に…】

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前回→心がくるしい

 

34:精神科の先生に相談する前に…

*前回の予告の最後に「次回、精神科の先生に相談してみたら」と記載していましたが、正しくは「精神科の先生に相談する前に…」です。失礼いたしました。

 

前回、復職したもののいきなり発熱して体が動かなくなってしまったかづきち。

家で寝ていたところ、自分の異変に気がつきました。

 

さて、今日はそんなかづきちが、精神科の先生とお話しする直前までのお話。

熱が出て、仕事を休んだその日。私は考えました…。

 

私の心が何かおかしい…。思い返してみると、入院中は恐怖体験の連続で、非常に疲れることばかりだった…。

 

もしかして、心が疲れきっているのではないか…。

これは早めに精神科に相談したほうがいいかもしれない。

 

私の職場では、研修医のメンタルをサポートするために定期的に外部の精神科の先生と面談する機会がありました。

せっかくなので心身疲れた今こそ、この先生に相談してみようと思い、研修担当の先生に連絡することにしました。

しかし、その前に電話がかかってきました。

今回の入院の件で話があると言われ、病院の管理職の先生からいきなり呼び出されました。

 

え、まって何事!?

そういえばこの前、くましゃんも私がまだ入院していた時に管理職の先生に呼び出されていたぞ…。

確か、医療事故関係の部門の人が動いているとかなんとか…聞いた気がするけれど…。

 

指定された日に、ドキドキしながら、呼び出された部屋に行きました。

 

すると、お部屋の中には管理職の先生と、医療事故担当の看護師さんがいらっしゃいました。

なんだか、心配そうな表情で二人が私を見つめていました。

 

内容はやはり、私の今回の入院と、その間に起きた数々の出来事に関してでした。

 

二人から、入院中にどのようなことが起きたのか質問されました。

そして、今の私が思っていることや、身体のことを聞かれました。

 

私は、今までのことを必死に話しました。いかに入院中不安だったかということ、膀胱タンポナーデになった時看護師さんに自分で指示を出したこと、元主治医の説明やカルテ記載が杜撰で信用できないことなど、思いつくまま話しました。

途中から自分の気持ちが溢れて、涙が溢れてしまいました。

管理職の先生と看護師さんは、とても真摯に聞いてくださりました。

 

実は、私に起きた腎生検後のトラブルは、腎生検の同意書には書かれていない内容でした。

そのため、予想もしないトラブルが立て続けに起きた時に困惑したことも伝えました。それを踏まえて、管理職の先生は同意書や患者説明に関して見直すと言われました。

 

 

また、入院中のトラブルに関して管理職の先生は、私の入院中から把握されていたようで今回のトラブルに関する謝罪がありました。

二人は、非常に私の状態を心配してくださっているのが伝わってきました。

 

そして、この時、私は自分の感情が明らかにコントロールできなくなっていることを知りました。

最後は、何を話してその部屋を退出したかもう思い出せません。とりあえず、立ってるのが精一杯でした。

 

辛い。

それだけを感じながら、面談を終えて自分の仕事に戻りました。

 

 

この面談の後、管理職の先生の手配で、精神科の先生(研修医担当とは別の先生)と面談することになりました。

 

次回→精神科医との面談

 

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