【diary36】Dr.かづきちの闘病日誌【応召義務ってなんだろう…?】
前回→精神科医との面談
36:応召義務ってなんだろう…?
前回、職員担当の精神科医の先生と面談したかづきち。
面談の後精神科の先生から紹介状をもらって、精神科を受診することになりました。
今日は、自分が受診する精神科病院を探していた時のお話です。
職員担当の精神科の先生から、紹介状をもらったかづきち。
紹介状をもらったのはいいのですが、どの病院に受診するべきかさっぱりわかりません。
しかも、精神科の受診は予約が必要なところばかり…。
仕方がないので、仕事の合間の休み時間に調べることにしました。
とりあえず、ネットで近くの病院を検索し、電話で予約をすることにしました。
まず1件目のA精神科クリニック…。
受付の人が電話に出ました。
すると…、今どのような状況下を聞かれました。
「医療事故にあって、夜が怖く…。紹介状もあるのですが…。」
私は、思い出すのも嫌だったのですが、これまでの内容を簡単に説明しました。
すると、院長に確認するから待ってほしいと言われ、電話が切れました。
しばらくすると受付の人から電話がかかってきたのですが、まさかの一言…。
「そういう特殊な事情の場合、うちでは受け付けることができません」
え!?紹介状もあるのに受け付けられないの!?
私は耳を疑いました。
え、特殊なの…そうなの…でも、紹介状あったら受け付けるのが一般的ではないのか…???
少なくとも、私はそのように大学で教えられた気がするんだけど…
非常に困惑しましたが、断られては仕方がないので、次の病院に電話することにしました。
そして、B精神科医院、Cクリニックに電話しました…
どの病院からも、今までの状況を事細かに聞かれました。
しかし、…「そういう特殊な場合、大学病院に行ってください」とか、「うちではそのような状況には対応できません」と言われてしまいました。
私は疲れてしまいました。
思い出したくもない状況を聞くだけ聞いて、無理ですって…。もういや
医師には応召義務*があるのに、こんなに拒否されるものなのか…と結構ショックを受けてしまいました。
*応召義務とは医師法に規定された医師の義務の一つで、簡単にいうと基本的に患者さんが診察してほしいと言ったら診察しなければならないというものです。
(参照:医師の応召義務https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000357058.pdf)
4件目以降の病院に電話する気力はなくなってしまいました。
まさか、紹介状もあるのに、受け付けてもらえないなど、微塵も思っていなかったので衝撃でした。
私は途方に暮れてしまいました。 結局その日、病院を見つけることはできませんでした。
次の日…朝、職場で仕事をしていると、私の院内電話がなりました。
なんと、電話の相手は、この前面談した管理職の先生!
恐る恐る電話に出てみました…。
「はい、かづきちです。」
すると、衝撃の一言が待っていました。
次回→真っ白な世界
初めまして。
今年腎生検を受けて、かづきちさんとは違いますが同じく腎臓から出血してしまい、大変な目に遭った物です。
もう何ヶ月も経ちますが、未だに腎臓に違和感があり、同じようになってしまった人はいないのだろうかと、必死に調べていたらかづきちさんにたどり着きました。
読んでいても、思い出しても、涙が溢れます。
本当に大変でしたね。
どこかから連絡が取れないかなとTwitterも見ましたが、DMを開放されていないようでしたのでコメントさせて頂きました。
初めまして。
コメントありがとうございます。コメントいただき、とても嬉しいです。
きーちゃんさんも、大変辛い思いをされたのですね…。
私は腎生検を受けて2年ほどたち、ようやく腎の違和感が減ってきました。
たまに気圧の変化が大きいと傷口が痛むことがありますが…。
きっと、まだ時間がかかると思いますが、少しずつ違和感が減ってくると思います。
DMの件、ありがとうございます。
ツイッターのDMを解放させていただきました。
ついうっかりしていて申し訳ありません。
dr.kazukichi.blog@gmail.com
こちらがメアドになりますので、こちらにご連絡いただいても大丈夫です。