【diary51】Dr.かづきちの闘病日誌【くま連れて行かれる】

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前回→くま出勤したよ




51:くま連れて行かれる

前回、食中毒から復活して、仕事に向かったくましゃん。

職場に到着し、すぐに耐えきれなくなり、くましゃんは虚な顔で家に帰ってきました。

そして、緊急事態と判断され、精神科病院に連行されるが決まりました。

今回は、くましゃんが精神科病院に連れて行かれるお話。



電話の後、すぐ管理職の先生が車で迎えに来て、くましゃんはF先生の精神科病院に運ばれました。

かづきちは付き添いです。

 

車の中で、くましゃんはひたすら放心状態。

曇った空を見上げたまま、固まっています。

一方のかづきちは、くましゃんが大変なことになってしまったので、自分の病状そっちのけ。

心理的ブーストが働いているのか、自分も病気であると言うことをすっかり忘れていました。

 

病院に着くと、すぐくましゃんの診察が始まりました。

かづきちの時*とは違い、くましゃん単独での診察でスムーズに行われました。

*かづきちの受診時は、なぜかK先生と運転手さんと母の4人で診察室に入るいう意味不明な状態でした…w

  参照:受診前の混沌

K先生に気を使ったために状態が悪くなったかづきちと違い、

くましゃんは誰に気を使うことなくF先生の質問に答えていきました。

 



 

さて、くましゃんが診察を受けている間、かづきちは管理職の先生と待合室で二人きりになりました。

 

そこで管理職の先生から一言…

「かづきちさんは体調大丈夫?」

 

その時、私はくましゃんのことで頭がいっぱいで、自分の病状把握など全くできていませんでした。

 

「はい、お休みをいただいてからだいぶ良くなりました。早く仕事に戻りたいです。」

 

それを聞いた管理職の先生は、少し驚いた表情でした…。

 

はい、そりゃそうだ!!! 私の言葉は、嘘ばっかり!

 

くましゃんが精神科に運ばれたこの日は、かづきちがうつで休職して約10日後のお話です。

図で確認するとこんな感じ↓

本当はどう考えても、良くなっていません。

フラッシュバックの回数は次第に増えていました。

日中の活動時間もどんどん減っていました。

でも、この時は一刻も早く仕事に戻りたくて仕方がなかったのです。

だから、私は「よくなっているんだ」と必死に思い込もうとしていました。

 

もしかしたら、病状が悪化していて、自分の状態が悪いことにすら気がつけなかったのかもしれません。

そして、この時のかづきちは今後の大変な闘病生活を微塵も想像できていませんでした。

 



 

気がつくとくましゃんの診察は無事に終わり、その後、F先生と管理職の先生の話し合いが行われました。

 

やはり、くましゃんの状態は悪いようで、休職。

うつ病と診断され、抗うつ薬を飲むことになりました。

くましゃん本人は、ほぼ放心状態。後で聞いたのですが、この日の記憶はほとんどないそうです。

 

今回のくましゃんの受診は、かづきちの時と違い、全てがスムーズでした。

K先生の謎トークや、診察室のハプニングがなくて本当に良かった。

もし、謎トークなんてあったら、それだけでエネルギーを使い果たして、くましゃんはもっと動けなくなっていたかもしれません。考えただけでゾッとしました。

 

診察後、管理職の先生は、病院のミスで研修医を2人がダウンしてしまったことに心を痛めているようでした。

帰りの車の中で、管理職の先生は申し訳なさそうな表情でいっぱいでした。

 

 

そしてこの日から、かづきちとくましゃんの2人の本格的な闘病が始まります。

ここからは、想像もできなかった苦痛の日々が始まります。

 




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