【tubu.66】うちのおばあちゃんの話3【認知症のいろんな症状】

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66.うちのおばあちゃんのお話3

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( @∀@)

みなさんこんばんは。Dr.かづきちです。

最近も、祖母の介護に関わり、時には病院について行ったり、介護認定の更新の手続きをしたりしています。

 

今回は、うちのおばあちゃんの病気の具体的な症状を紹介します。(ちょっとだけ私が実行している対応法もご紹介)




1 料理が作れない

以前、祖母が料理がとても不味くなったと書きましたが、今回はそれとは違うお話しです。

 

皆さんも料理をすることがあるかと思いますが、料理って順番とか手順など考えることがとても多いですよね。

何を作るかを決めて、どんな順番で野菜を切るのか、味付けはどうするのか、調味料の配合はどうするのか、どのお皿に盛るのか…など考えた上で、順序立てて作ることが求められます。

 

実は、このように物事を順序立てて実行することを「遂行機能」と言います。

残念ながらうちの祖母は、この順序立てて何かを行うことができなくなってしまったのです。

これを遂行機能障害と言います。

 

例えば、キッチンに立っても何をしていいかわからず、お鍋を空焚きしてしまったことがありました。

とっても危ない事件でしたが、とりあえず火事にはなりませんでした…。

ある時は、味噌汁をあっためるつもりが沸騰させてしまい、溢れ出したりなど…ヒヤヒヤすることが続きました。

 

最近は、祖父が祖母に対して、「料理はしなくていい」と言い聞かせており、だいぶ減ってきたのですが気が抜けません。目を離すと不安です。(祖母が好んで使うコンロスイッチにテープを貼ったところ、このような事故は減りました。)

 

もちろん料理だけではありません。

実は、夜中に電気をつけてトイレに入るという動作もできなくなってしまったのです。

これも遂行機能障害の一つで、「廊下の電気をつけて、トイレのドアを開ける」という一連の動作ができなくなっていたのです。

このため、トイレの前で立ち止まっていることもしばしば…。日中はこのようなことはあまりないのですが、夜になると症状が強く出ます。

 

これら遂行機能障害はどうしようもないので、できるだけ目を離さないことが対処のポイントかと思います。




2 夜中に何度も家族を起こす

先ほど、遂行機能障害の例で、夜中に電気をつけてトイレに入ることができなくなったと紹介しました。

実は、そのせいで祖父が頻繁に起こされるようになってしまったのです。

 

部屋の隣のトイレに行く方法がわからず、寝ている祖父を何度も起こします。

このため、祖父は寝不足で朝から昼寝(これは朝寝と言うべき?)していることもあります。

 

さらに、祖母は夜中起きるときに、祖父に対して「おばあちゃん起きて」と言うらしいです。

夜間は調子が悪くなることが多いとは聞きますが、まさか「おばあちゃん」と間違われるとは祖父は思ってもいなかったようでショックを受けていました。

この問題も解決策を探していますが、全然見つからずに困っています。

(迷わず施設に入れればいいのでしょうが、祖母本人ができる限り家にいたいそうなので、今後どうすべきか判断が難しいですよね。)

 

3 幻覚が見える 幻覚に話しかける

以前のつぶやきで紹介しましたが、うちの祖母は幻覚が見えています。

 

初めの頃は、孫が家に帰っているとか、水子が見えるとか、玄関に人が立っているとかだったのです。

何か見えても、これは実際には存在しないものだとわかっていることもありました。

 

しかし、最近だんだんとひどくなってきています。

ちょっと前は、家にたくさん人がいるからと言って、母に食事を出す準備しなさいと叫んだり…。

最近では、なんと幻覚に向かって挨拶するようになってしまいました。

 

ソファのクッションの前に、いきなり正座して…

「社長さん、いつも大変お世話になっております。うちのが…いろいろあると思うんですけどね。どうぞよろしくお願いいたします。」

なんだか恭しく頭を下げているのです。(着ている服はねまきだけど…)

 

流石にこれにはびっくりしました。

あまりにもびっくりしすぎて、とっさにビデオ撮影して、主治医に動画を見せたりもしました。

(私はかなりびっくりだったんだけれども、主治医はあんまり気にしていませんでした。「これって普通なの!?気にしてるのは私だけなんだろうか?」と思ってしまいます。)

 

つい一昨日も死んだはずの犬が家の中にいるなど、だんだん幻覚と現実の境が分からなくなっているようで…。

対処の仕方もいまだに分からないため、祖母に対しては「その人たち(見えている幻覚)はほっといていいんだよ。大丈夫だよ。」と否定しないように声かけをしています。





今回はこの3つを紹介しました。なかなか対処しにくい症状が多く、どうしたものかと悩ましい毎日です。

メインで介護をしている祖父が疲れ切ってしまうのを防ぐため、こまめに祖父にも声をかけるなど気をつけています。

実は、まだまだ困った症状があるのですが、これは次回紹介したいと思います。

 

次回紹介する症状こそ、一番悩ましい問題なのです…。




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