【diary67.5】Dr.かづきちの闘病日誌【机の上の…】

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前回→研修医室に入ったら…




 

67.5 机の上の…

前回、闘病日誌67で研修医室にやってきたかづきち、先輩研修医に挨拶したあと、とんでもない残念な事態に気がつきました。

 

自分の机近くにゴミが置かれているのです。(私の隣は空き机なので、そこにゴミが置かれている事は変。)

その後、復職した後も、研修医室の私の机の上にお菓子のゴミが放置されていることもしばしば…。

 

これを私はどう受け止めれば良かったのか…いまだに思い出すだけで気分が悪くなります。

 



 

長期に休んでいた上に、復職後も3時間しか出勤できないような私に対して、きっと嫌な気持ちになったりした人がいたんでしょう。

しかも、復職した後も、早く帰るため全員に挨拶できたわけではないし、当直ができるような状態でもないし、一般人ならサボっているようにしか見えないかもしれません。

知らない人から見ると、きっと私はムカつくヤツかもね…一般人ならそう思っても当然だと思います。

精神疾患を勉強していない一般人にならそう思われても仕方ないと思います。

 

でも、君たちさ、医者だよね?

私の机がある部屋に入れるのは全員医者だよね?

国家試験で、うつ病やPTSDって勉強してるよね???

もしかしたら、「たまたま」「偶然」私の机にゴミが落ちていただけかもしれないけれど…。

 

闘病日誌を読んでくださっている方は、もうお分かりかと思いますが…

当時の私は、自分の病気で精一杯で、自分の職場までたどり着くだけでも信じられないくらい精神をすり減らしていました。

まして他人に配慮する余裕なんて一ミリもありませんでした。

 

そんな自分が、机のゴミを何度も見た時は、ショックで仕事に行きたくないと痛烈に思いました。

そして、こんなことをされても

病気になった自分が悪い。

みんなに休んでごめんなさいと言いにいけない自分が悪い。

自分が出勤することでいっぱいいっぱいで、余裕がない自分が悪い。

 

このように思っていました。

 

ただ、これってうつの人の典型的な罪業妄想(根拠なく自分が悪いと思ってしまうこと)ですよね。

復職時、私はうつ病のせいで、全てが自分が悪かったんだと思っていました。

 

しかし、うつ病が良くなり、さらに臨床医を辞めて改めて気がついたんです。

 

これって、おかしいよね?

 

もちろん、私にも至らない点があったのは事実です。

全部が全部、他人の机にゴミをポイした人たちが悪いとは思っていません。

 

ただ病気で弱っている人に対して、こんなに追い詰めるようなことしていいのですか?

間違ってゴミを落としただけなら、なぜこんな事態が複数回続くのでしょう?

変ですよね?

 

病気のプロである医者が、こんな形で病人を追い詰めていいのでしょうか?

 

私は医療事故で散々な目にあって医者不信になりましたが、この件でもっと医者不信になりました。

医者の中にはいい人もたくさんいるけれど、こんなとんでもない医者がいるんだと本当に怒っています。

 

 

これを読んだ方、もし近くに病気で弱っている方がいたら、こんなひどいことをしないでください。

どうしてもムカつくなと思うこと、イライラしてしまうことがあったら、そっと距離を取ってあげましょう。

 

ちゃんと距離を取ってあげれば、お互い辛くありません。

こんなに明からさまなことをしてしまうくらいなら、ほおっておいてくれるほうがお互い幸せですよ。

 

私は「元気な人は、病気の人には無理やりでも気を使え」とは思いません。

自分が病気だからこそ、他の元気な方々に無理して気を使って欲しいとは思いません。

また、病気の人は元気な人に合わせて生きるべきだとも思いません。

 

むしろ、元気な人も、病気の人もどちらも無理をせず、お互い尊重できることを心から祈っています。




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