【tubu.69】うちのおばあちゃんの話6【嘘つかないで!!!】

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69.うちのおばあちゃんのお話6

 

 

前回→うちのおばあちゃんの話5

( @∀@)

みなさんこんばんは。Dr.かづきちです。

今回は前回のつぶやきの続きです。

最近、いろいろな症状が進んできている祖母…。

今回は、最近困っている症状と私たち家族の選択をご紹介します。

 

以前は夕方によく多かった幻覚が…

以前、祖母がよく幻覚を見ていることを紹介しました。

その時は、見えている時間は割と短めで主に夕方が多かったです。日常生活に支障はありませんでした。

 

しかし、最近それが悪化してきています。

朝から、幻覚が頻繁に見える上に、会話するようになっているのです。

 

廊下を歩いていると思ったら、突然立ち止まり、下の方を見て話かけているではありませんか。

そして、後ろを振り返り、何もない空間に「あなたはどうなの?」と声をかけているのです。

しばらく、離れたところから祖母の様子を観察していましたが、どうも四方八方に登場人物がいる様子。

見かねて私が話しかけると、幻覚が消えたのか、元のように歩き出しました。

 

その後、祖母がお風呂に入るためにお風呂のドアを開けました。

すると、お風呂に何か幻覚が見えたのでしょうか?

ドアを開け放ったところで、突然床を見つめて立ち止まっているのです。

そして、何か虚空を見つめてぶつぶつ言っているではありませんか。

 

私が近づいて話しかけても反応がなく、そこからお風呂にはいるまでに十数分かかってしまいました。

幻覚の症状がひどくなり、だんだん日常生活にも差し支えてきていると実感する出来事でした。

 

玄関に出たり入ったりを繰り返し、声をかけたかづきちに謎の暴言

今までは自分の娘(かづきち母)にしか出ていなかった暴言が、ついに私にも出るように…。

 

祖母は、不穏な時は祖父を探し回る傾向があります。

祖父は、家の周りで作業をしていることが多いのですが、祖母が玄関に出てきて「重要な話がある」と祖父を呼びつけることが頻繁にあります。

 

つい先日も、祖母は、祖父が近くにいなかったために探し始めました。そして、家の玄関の前に祖父がいるかどうかを確認するために、玄関のドアを開けたり閉めたりを繰り返していました。

かづきちはそんな祖母を見守っていたのですが…。

あまりにもドアの開け閉めが激しく回数が多いため、祖母に声をかけました。すると…

 

「おじいちゃんはどこにいるの?12時に帰ってくると言って1時間以上も帰ってきていない。すぐ帰ると言って、どこに行ったの!?」

とすごい剣幕で、かづきちに訴えるのです。

(祖父が家の周りで作業するために出たのは13時半ごろで、その時は15時でした。祖父は、すぐ帰るなんて言ってないし、玄関からは見えない庭の隅っこにいました。祖母が言ってることははちゃめちゃでした。)

 

私が「おじいちゃんならそこの庭にいるよ。作業中だよ。」というと…

「そんな嘘つかないで!!!私を騙そうとしているんでしょ。そんなこと言って騙そうとしてる!」

などと、顔を赤らめてめちゃめちゃに起こるのです。

 

今までこんなに取り乱して、私に怒りをぶつけてきたは一度もありませんでした。

しかも、何を言っているのか全くわからない!

「嘘じゃないんだけど…」と言っても伝わりませんでした。

 

どうしようもないので、近くにいた祖父を連れてきてことなきを得ましたが、私は精神的に疲弊してしまいました。

 

家族の選択

他にも、立ち上がろうとしてこけたり、トイレで便器に用を足すことができないなど、急にたくさんの症状が出るようになりました。

 

このままでは家族だけでは介護できないと判断し、ついにショートステイを導入すること!!!

頑なに施設利用を拒否していた祖父も折れ、利用する運びとなりました。

 

ショートステイは、週に1回1泊2日で介護老人保健施設(通称:老健)お泊まりすることになります。

今まで通っていた週2回のデイサービスも継続しますので、週4日は介護サービスを利用します。

 

これで家族の介護負担が減ればいいなと思っています。

特に、夜中に起こされる祖父が1日でも熟睡してくれればとても嬉しいですね。

 

次回、どうしても我慢できないかづきちのお話

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