【tubu.71】うちのおばあちゃんの話8【ショートステイに行ってみた】

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71.うちのおばあちゃんのお話8〜ショートステイ〜

 

前回→うちのおばあちゃんの話7

( @A@)

みなさんこんばんは。Dr.かづきちです。

介護度3になり、ショートステイに行くことになったうちのおばあちゃん。

 

本人はあまりいい反応はしていませんが、家族は今後のことも考えて施設利用をしようと言う方針になりました。

いよいよショートステイ当日。

 

無事にショートステーに行って帰ってくることができるのか??

 

1日目

ショートステイ当日、朝から祖父はバタバタしていました。

祖母は、あれもこれも持っていくとゴネており、持ち物を増やしてしまったようです。

 

さて、手荷物リストを書いてチェックして、祖母に服を着せ準備万端!

 

お迎えの車が来て、祖母はよろよろしながらも、荷物とともに車に乗り込みました。

そして、出発!

大きなトラブルなく、無事ショートステイに行くことができました。

 

祖母がショートステイに行っている間、祖父はルンルン気分。

デイサービスの時とは違い、祖母が帰ってくる時間を気にすることもないため、趣味の畑に行き放題!

いつもと違い、夕方まで外出しており、久々の完全オフを満喫していました。

※デイサービスの時は、16時ごろに祖母が帰宅するため待機しておく必要があります。

 

夜もお風呂や着替えの介護をしなくてよかったため、ゆっくり休めた様子。

デイサービス入れて正解だった!と初日から痛感しました!

 

2日目

朝から、祖父は元気でした!

超スッキリした顔で、いつもの何倍も元気でした。

早朝から、ルンルン気分で洗濯物を干していて、これには母もびっくり!

 

夜もいつもと違い、ぐっすり眠れたそうです。

ショートステイは、祖父にとっては素晴らしい事づくめでした!

 

しかし…現実はそう甘くなかったのです。

 

祖母の帰宅時間。16時に送迎車が帰ってきました。

ドアが空いたのですが…なかなか祖母が降りてこない!

やたらと降りるまでに時間がかかると思いきや、ようやく車から降ろされた祖母はフラフラ…

意識もなんだか怪しい状態でした。

状態がとても悪い時の症状が山盛りで出現していました。

 

担当者曰く、なんだか眠れなかったとのこと…。

昼間は普通に過ごせていたようですが、夜中に不穏行動が出現。

起きてウロウロしていたそうです。ベッドの隣に立ってぶつぶつ言っていたとか…。

(家でもしてるけどね。)

 

普段、家では日中お昼寝ばかりしているので、ショートでお昼寝できずバランスを崩したのかなと思いました。まぁ最初だしこんなものかな?

私たちは、祖父の生活や健康を守るためには、祖母にはある程度我慢してもらわないと仕方ない事なのだろうと考えました。

 

状態が悪い祖母は、帰るなりソファで眠りこけてしまいました。

 

こうして、祖父夜私たちにとっては素敵だったショートステイは、祖母にとっては残念な形で終わってしまいました。

そして状態は次の日も回復する事なく、次の日のデイサービスはお休みとなってしまいました。

 

 

2回目のショートステイ

1週間経って祖母の調子も落ち着いてきたので、もう一度ショートステイにトライすることになりました。

私は、段々と慣れるだろうから、今回も頑張ってもらおうという気持ちでした。

で、ショートステイに送り出そうとしたのですが…。

 

なんと、祖母が祖父にとんでもないことを言い出したそうなのです。

 

「あの施設は、暴力団員がいるから行きたくない」

 

!?!?!?!?!?!?  ※そんな事実は一切ありません!!!

 

祖母は幻覚だけでなく、理解不能な妄想までも出現してしまったのです。

ショートステイ直前にこの話を聞き、私は驚きのあまり硬直してしまいました。

 

直前にそんなことを言われてもどうしようもないので、その日はとりあえずショートステイに行ってもらいました。

 

そして次の日、祖母はまたもやフラフラ状態で帰ってきたのです。

 

祖父と私は、顔を見合わせました。

 

こうして、家族内に不穏な空気を残して2回目のショートステイも終わってしまったのです。

 

 

どうなる、うちのおばあちゃんのショートステイ!!!

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