【diary73】Dr.かづきちの闘病日誌【復職2日目〜PTSD・うつとの戦い〜】

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73 復職2日目〜PTSD・うつとの戦い〜

前回、復職1日目を終え、帰るや否やフラッシュバックに襲われパニックに陥ったかづきち。

たった1日でボロボロになったかづきちに、無情にも次の日の朝がやってきます。

 

 

2日目の朝、かづきちは重たい体を引きずり、なんとか身支度をして玄関の前に座っていました。

時間になったため、立ち上がって玄関から出ようとするのですが、どこか放心したような状態になっていました。

いざ、動き出そうにも身体が動かない。

くましゃんに助けてもらってなんとか立ち上がり、よろけながら病院(職場)に向かいました。

 

この日、どうやってかづきちは職場にたどり着いたのでしょう。

気がついたら、今日から担当する患者さんの個室前にいました。隣にはO先生がいます。

 

O先生に案内してもらい、患者さんの個室に入りました。

 

この時、かづきちは久々に患者さんを担当することで頭がいっぱいで、ここが個室ということを忘れていました。

個室に入るとすぐに変な悪寒に襲われましたが、かづきちはこの心の危険信号を無視!

(この時のかづきちは個室が怖いということを完全に頭の中から消去していました。そして自分の異変にも意図的に気がつかなかったことにしたのです。)

そしてO先生の案内のもと、かづきちは患者さんに挨拶をしました。

 

 

復職2日目の仕事は患者さんのお話を聞いて、カルテをまとめること。

 

かづきちは自分の心の危険信号を無視して、患者さんの個室でお話を聞きました。

30分くらい個室の中にいたでしょうか?ふと生汗が滲んでいるのに気が付きました。

でもそれが危険信号だなんて、全く理解していませんでした。

「なんだか、おかしいな」くらいの認識です。

とりあえず、一通り聞いたところで話をやめ、カルテを書き始めました。

カルテを書いている間、かづきちはずーっと変でした。

目を見開き、カタカタ揺れながら、操作をしていました。肩にはものすごく力が入り、背筋が曲がっていました。頻繁に、書きたいことがわからなくなり、何度も書き直しました。

患者さんの話を聞いた直後なのに、一部記憶がなくなっており、メモを必死に読み直しました。

※うつ病では、考えたいのに考えることができなくなる思考制止という事態が起こります。この時のかづきちはまさに思考制止の状態でした。

 

今までの何倍も時間がかかる…なんで病気する前と同じようにできないんだろう。

自分が前の半分も作業できないことに気がつき、絶望してしまいました。

 

その日はカルテを書いただけで終わりました。

たったそれだけのことで、ぐったりして家路についたのです。

※産業医の先生曰く、これらのかづきちの症状はうつ患者にはあるあるの症状らしいです。

 

以前のかづきちからは信じられないくらい仕事ができなくなっていました。

これは明らかに病気のせいなのですが、かづきちはそれを受け止めることができませんでした。

 

もう心の中はぐちゃぐちゃです。

 

もうだめだ。なんでこんな簡単なこともできないの。

これくらい余裕だったのに。頭が回らない。

患者さんが何を言っていたのか、思い出せなくなる。

なんで?なんで思い出せなくなるの?

何を書いていいのかわからない…。苦しい、苦しい、苦しい。

 

こうして、復職2日目は終わりました。

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